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広島原爆の日、何年かご存知ですか?何年前のいつ原爆投下されたのか?
2024.08.06
今日は、広島原爆の日です。平和を願い、さまざまな思いを見直す日。今の世界情勢をロシヤとウクライナやイスラエルと周辺国との戦闘状態が激化するなか、今日をむかえます。
広島に原爆が投下された日時は?
広島に原子爆弾が投下されたのは、1945年8月6日午前8時15分のことでした。今年で79年目を迎えます。
第二次世界大戦末期、日本の敗戦が濃厚となっていた時期でした。
その日、晴れ渡った空に一機のB-29爆撃機が現れ、「リトルボーイ」と呼ばれる uranium(ウラン)型原子爆弾を投下しました。爆弾は地上約600メートルで炸裂し、一瞬にして広島の街を壊滅させました。
爆心地付近の温度は数千度に達し、強烈な熱線と爆風、そして放射線により、多くの人々が命を落としました。
この日を境に、人類は核兵器の恐ろしさを身をもって知ることとなりました。
なぜ、だれが、どのように投下したのか?
原爆投下を決定したのは、当時のアメリカ合衆国大統領ハリー・S・トルーマンでした。
その目的は、日本に無条件降伏を迫り、戦争を早期に終結させることでした。
また、ソ連の極東進出を牽制する意図もありました。
実行したのは、アメリカ陸軍航空軍の第509混成群団で、特別に訓練された乗組員たちでした。
彼らは、テニアン島を発進基地とし、B-29爆撃機「エノラ・ゲイ号」で広島上空に到達しました。
原爆は、高度約9,400メートルから投下され、45秒後に炸裂しました。
この一発の爆弾が、それまでの通常爆弾とは比較にならない破壊力を持っていたことは、投下後の惨状が如実に物語っています。
日本でいちばん長い日
私は、あまり映画を見ませんが、「日本でいちばん長い日」だけは、何度も見ています。もう10回は見てると思います。
何度か映画化されていますが、私がいつも見ているのは、2015年の役所広司さん、本木雅人さん、松坂桃李さん、堤真一さん、山﨑努さんが出演されているものです。
英題は「THE EMPEROR IN AUGUST」です。
終戦に向けて組閣された鈴木貫太郎内閣の約4ヶ月を描いた作品。なかでも、阿南惟幾陸軍大臣の終戦に向かう覚悟を感じ取ることができます。
鈴木総理と阿南大臣でなければ、今の日本はなかったんだろうな。と思います。
しかも、この記事を書くにあたり調べていると、兵庫県公館や神戸大学、神戸税関など神戸でロケが行なわれていたようです。知りませんでした。
Amazonプライム会員ならいつでも見れるようですので、一度見てみてください。
いま広島が注目されている理由
広島が今日注目を集めている理由は、世界平和の象徴としての役割を担っているからです。
原爆ドームや平和記念公園は、核兵器の非人道性を訴え、平和の尊さを伝える場となっています。
毎年8月6日には平和記念式典が開かれ、世界中から多くの人々が訪れます。
また、広島市は「平和市長会議」を主導し、核兵器廃絶に向けた国際的な取り組みを行っています。
近年、核保有国と非保有国の対立が深まる中、広島の声はますます重要性を増しています。
被爆者の高齢化が進む今、その体験を次世代に伝えていくことも大きな課題となっています。
広島は、過去の悲劇を乗り越え、未来への希望を発信し続ける都市として、世界中の人々の心に刻まれているのです。
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