10月15日公示、10月27日投開票の2024年の衆議院議員選挙に向けて、各政党が公約を発表しています。主要政党の公約の要点は以下の通りです。
自民党
- 「ルールを徹底して守る政党に生まれ変わる」という姿勢を示し、政治とカネの問題に対応
- 政策活動費の透明性確保と将来的な廃止の検討
- 政治資金チェックのための第三者機関設置
- 防災庁の設置準備と災害対応力の強化
- 地方創生のための交付金倍増を目指す
- 防衛力の抜本的強化
- 憲法改正の早期実現
立憲民主党
- 政権交代を最大の政治改革と位置づけ
- 自民党の裏金問題への対応を強調
日本維新の会
- 政治とカネの問題のクリーン化と可視化を重視
- 現役世代への徹底投資(社会保障制度改革等)
公明党
- 物価高対策として、電気代やガス代の負担抑制
- 年金生活者や低所得者への直接給付
共産党
- 核兵器禁止条約への参加を主張
- 核廃絶を重要な争点として提示
国民民主党
- 手取りを増やす経済政策を重視
れいわ新選組
- 消費税廃止
- 物価高対策として現金給付を提案
社民党
- 憲法9条改正阻止
- 軍事予算増大への反対
参政党
- 「国土と富」「健康と食」「アイデンティティと教育」の3つを守る方針
各政党は、政治とカネの問題、経済政策、安全保障、憲法改正などを主要な争点として掲げています。10月27日の投開票に向けて、15日から本格的な選挙戦が始まります。
これらの政党以外にも、国政政党を目指す日本保守党などからも公約が発表されています。