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イトーヨーカドー津田沼店が閉店すると話題になっている。跡地はどうなるのか?

2024.09.05

イトーヨーカドー津田沼店は、2024年9月29日をもって閉店することが決定しています。 この閉店により、47年間の長い歴史に幕を下ろすことになります。

イトーヨーカドー津田沼店の店舗の概要と歴史、閉店の影響

イトーヨーカドー津田沼店は1977年に開店し、新京成線新津田沼駅に直結する駅ビルに位置していました。 

地下1階から地上8階までの大規模な店舗で、食品、衣服、医薬品、化粧品など幅広い商品を取り扱っていました。 

かつては全国のイトーヨーカドーの中で売上高1位を記録したこともある人気店でした。

長年地域住民に愛されてきた店舗だけに、閉店のニュースは多くの人々に寂しさをもたらしています。地元住民からは以下のような思い出が語られています。

・子供の頃に母親と買い物に行った思い出
・学生服の注文で特設ブースができる風物詩
・7階のフードコートでの勉強
・人気化粧品の穴場として利用

イトーヨーカドー津田沼店の閉店までの動き

・現在の営業時間は10時から21時まで(2〜6階は20時まで)
・7階では閉店までの歴史を振り返る年表や写真が展示されています
・閉店に向けて、店内の様子も徐々に変化しているようです

この閉店は、イトーヨーカドーが全国的に店舗数を縮小している流れの一環であり、2025年2月末までに33店舗が閉店する予定です。 

イトーヨーカドー津田沼店の閉店は、地域の商業施設の変遷と小売業界の構造変化を象徴する出来事となっています。

跡地はどうなる?

イトーヨーカドー津田沼店の跡地利用については、現時点で具体的な計画は公表されていません。しかし、いくつかの可能性が考えられます。

跡地利用の可能性

  1. 複合商業施設
    新津田沼駅直結という好立地を活かし、コレド日本橋やオリナス錦糸町のような、衣食住を揃えた複合商業施設になる可能性があります。
  2. 商業施設とマンションの複合施設
    2022年に亀戸駅で開業した亀戸クロック(旧サンストリート跡地)のような、商業施設とマンションを組み合わせた複合施設になる可能性も考えられます。
  3. アリオ型ショッピングモール
    セブン&アイ・ホールディングスグループのショッピングモールであるアリオのような大型商業施設になる可能性もあります。

地域のニーズに応える施設

跡地利用にあたっては、以下のような要素が考慮される可能性があります。

  • 若い世代と高齢者の両方が利用できる融合施設
  • 平日と休日の需給バランスを考慮した施設構成
  • フードコート、医療関連施設、生活雑貨、ファッションなど多様な機能の導入

課題と展望

跡地利用の成功には、以下のような課題への対応が必要となります。

  • 来店客数や購買単価の質的変化への対応
  • 周辺地域からの集客を促す環境づくり
  • 地域全体での賑わいを創出する販促活動

また、高齢化が進む中で、小型無料送迎バスなど、アクセスを改善する仕組みづくりも重要になると考えられます。いずれにせよ、イトーヨーカドー津田沼店の跡地利用は、地域の発展と住民のニーズに応える形で検討されることが予想されます。具体的な計画が発表されるまでは、様々な可能性が考えられる状況です。

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この記事を書いた人

研究所所長

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