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台風10号への備えを!台風の進路予想を詳しく想定する補助ツールにWindyのご紹介

2024.08.27

2024年8月27日は当社の設立記念日です。16年が経ち17年目が始まりました。これまで続けることができたことに感謝し、次の1年、皆様のお役にたてるように努力してまいります。

さて、台風10号が日本列島に近づいています。今日は、台風の影響で、神戸は南からの風が入ってきて、蒸し暑いです。

テレビなどで進路予想が出ていますが、なかなか定まらないのと、丸印だけで、あまり想像がつかないと思います。

そんなときに、私が参考にしているツールをご紹介します。もちろん、これも予想なので、正解ではありませんし、どんどん変わっていきますので、その点ご利用の際にはご注意ください。

Windy

私がいつも参考にしているのが、「Windy」です。下記にリンクを貼っておきます。

これは、SEが運営する気象サービスです。

もともとは、ルカチョヴィッチさんというチェコの方が趣味で作ったものだということです。

https://www.windy.com/?32.152,136.099,7

風や雨、気温、波など、さまざまな情報を可視化して見せてくれます。

もととなる情報は、さまざまなシミュレーションのモデルを元に作成されています。

シミュレーションモデル

2024年8月現在、Windyでは4つのシミュレーションを切り替えて観ることができます。

ECMWF

欧州中期予報センターモデルです。

MSM

メソ数値予報モデル

GFS

アメリカ海洋大気庁が公開しているモデル

ICON

ドイツ気象局が発表しているモデル

私の使い方

サイトにアクセスしていただけるとわかりますが、将来予想される風の状況を時系列で見ることができます。

これを見て、いつ、どんな感じになるのか?を確認しています。たとえば、2日後の飛行機飛ぶのかな?などです。もちろん、当日にならないと決まりませんし、決めるのは各航空会社ですから、あくまで参考にすることしかできませんので、ご注意を。

どのモデルを見るのか?という点ですが、私はすべて見ます。全てのモデルを見て、その答えが、ほぼ同じであれば、それは、正解に近い。みんなの意見が一致している状態です。

逆に、全然バラバラのときもあります。多くの場合は、その日まで時間があって、それぞれのシミュレーションモデルの結果の確度が低い場合です。そのときは、判断しないというか、見てもわからない、参考にならないということにします。

そんな場合は、テレビでやってる天気予報も当てになりません。どんどん、変わるので、気にしないということにしています。

この記事を書いた人

研究所所長

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