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姫路城の入場料で外国人向けの価格を検討!意見が割れているけど世界の常識は?
2024.07.18
先日、姫路市長が姫路城の入場料について、外国人向けの価格を設定することを検討するという発言がありました。
姫路城は世界遺産に登録されているということもあり、外国人にも人気の観光地です。
姫路市の調べによると、外国人の入場者数は、コロナ前の2019年度は約40万人、コロナ開けの2023年度では、それを超えて、約45万人となり、日本人が7割、外国人が3割の割合になっています。
外国人観光客の増加にともない、オーバーツーリズム(観光公害)への対策につなげることを念頭に、入場料を日本人向けと外国人向けの二重価格を検討しているといいます。
このことについて、いろんなところから、いろんな意見が出ています。
入場料の検討の状況について
現状、日本人・外国人の区別なく、18歳以上1000円、小学生~高校生300円。
6月16日の清元秀泰市長の発言によると、30ドルということもおっしゃっていました。
30ドルだと、為替レートにもよりますが、4500円とか5000円程度です。約4~5倍ですね。
市民への値上げは避けたいともおっしゃっているので、姫路市民なのか、日本人の価格は変えるつもりはないようです。
反対意見について
2024年7月17日の読売新聞オンラインの記事によると、それを受けて姫路商工会議所の斎木俊治郎会頭は7月16日の定例記者会見で、「個人的にはあまり賛成はしていない」と語ったとのことです。
また、「文化財の保護を含めて、入場料を上げること自体には賛成」としており、「世界遺産に来ていただくのは、日本人でも外国人でも一緒」と話したとのことです。
まぁ、外国人観光客が減ってしまうのでは?との懸念があるのかどうかはわかりませんが、少なくともそういうことも気にはされているんでしょうね。
その意見はよくわかります。
世界ではどうなってるの?
世界の寺社仏閣、世界遺産の観光地では、外国人向けの価格というのは当たり前のように設定されています。
例えば、ヨルダンのぺトラでは、1日50JDです。一方で、ヨルダン人は1JDだそうです。この場合は50倍ですね。これは、2019年の情報を発信している複数のブログを参考にしました。
現在はどうか?調べてみましたが、日本からのアクセスでは外国人向けの金額しか出てきませんでした。調べた結果は、外国人向けの価格は50JDで変わっていませんでした。
そのほかにも、街中のモスクや寺院も同じように10倍とか30倍の価格差をつけているところもたくさんあります。
なので、個人的には、外国人観光客はあまりそのあたりは気にしていないのでは?と考えます。
せっかく100万円ぐらいかけて観光に来たのに、「日本人と比べて4000円も多く払うのいやだ~」って人はそんなにいませんよね。
みなさんはどのように思いましたでしょうか?これは私の個人的な意見です。

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