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ChatGPTが関西弁を話した!

2024.07.30

昨日、とあるYouTubeの動画を見ていると、ChatGPTが津軽弁を話していました!それをみて、即実践ということで、ChatGPTと関西弁で会話してみた結果をお知らせします。

ChatGPTとは

ChatGPTは、OpenAI社が開発した革新的な人工知能チャットボットです。2022年11月に一般公開されて以来、その高度な自然言語処理能力と幅広い知識ベースで世界中の注目を集めています。

ChatGPTの特徴は、人間らしい対話能力です。単に質問に答えるだけでなく、文脈を理解し、適切な応答を生成します。また、プログラミング、創作活動、分析、問題解決など、多岐にわたるタスクをこなすことができます。

ChatGPTは、大量のテキストデータを学習することで、人間らしい会話を実現しています。この学習プロセスは「言語モデル」と呼ばれ、ChatGPTは入力されたテキストに基づいて、最も適切な応答を予測して生成します。

ChatGPTの登場により、カスタマーサポート、教育、創作活動など、さまざまな分野でAIの活用が進んでいます。ただし、AIの倫理的な使用や、生成される情報の正確性に関する議論も活発になっています。

ChatGPTは常に進化を続けており、最新バージョンのGPT-4では、さらに高度な対話能力と多様なタスク処理能力を実現しています。

スマホアプリでChatGPT4で音声で会話する方法

ChatGPTとの会話を、よりスムーズに、そして手軽に楽しむ方法として、スマートフォンアプリを使った音声会話があります。ここでは、その具体的な方法をご紹介します。

私はiPhoneを使っていますので、細かいアイコンがAndroidと違うかもしれませんが、参考にしてください。

スマホアプリで、「ChatGPT4o」を使って会話しました。有料しか使えないのか?無料でも使えるのか?はよくわからないので、ChatGPTに確認してみてくださいw

会話の開始: 新しいチャットを始め、画面下部のイヤホン(ヘッドホン)アイコンをタップします。音声で質問や指示を話しかけると、ChatGPTが音声で応答します。

これで準備完了です。

関西弁で会話しようと誘ったら、関西弁で帰ってきた!

まず、「これからは関西弁で話してください」と指示しました。すると、驚くべきことに、ChatGPTはすぐさま関西弁モードに切り替わったのです。

ChatGPT: 「おおきに!これからは関西弁で喋らせてもらいますわ。なんやったら聞いてくださいな。」

私: 「えっ、本当に関西弁で話せるんですか?」

ChatGPT: 「あたりまえやないですか!AIやからって侮らんといてくださいよ。関西弁なんて朝飯前ですわ。どないしたん?もっと難しいこと聞いてみたいんやったら、どんどん聞いてくださいな。」

私: 「すごいですね。関西の名物料理について教えてください。」

ChatGPT: 「おお、ええ質問やないですか!関西の名物料理言うたら、まず思い浮かぶんはたこ焼きとお好み焼きですわ。大阪名物のたこ焼きは、外はカリカリ、中はトロトロで、ソースとマヨネーズをかけて食べるんがうまいんです。お好み焼きも負けてませんで、キャベツたっぷりの生地に好みの具材を入れて焼いて、これまたソースとマヨネーズで食べる。めっちゃうまいですわ。

ほかにも、京都のおばんざいや、神戸のビーフシチュー、奈良の茶がゆなんかも有名どすえ。関西の食文化は深いんで、語り出したら止まりませんわ。」

他にも、東京から友だちが来るから、関西の観光名称を教えてほしいと聞いてみたり、わざと「ユニバ」っていったら、その後、「ユニバ」を使ってくれたりしました。

一応、解説しておきますが、「ユニバ」は関西弁ですよ。関西人は「ユーエスジェー」とは言いません。文字数多いでしょ。しかも、読み方は、「ユ」は下げる、「二」は上げる。「バ」は下げる。イントネーションを文字で表すのは難しい。

このように、ChatGPTは単に関西弁を話すだけでなく、その特徴的なイントネーションや言い回し、さらには関西人特有のユーモアや気質までも見事に再現してみせました。専門的な話題や数学の問題説明でさえ、関西弁で自然に表現できる能力には本当に驚かされます。

イントネーションは、東京育ちで関西に赴任してきて8年、関西弁に馴染んできた感じの課長さんみたいな感じで、少し課題はありますが、まぁ、面白い体験ができますので、皆さんも、一度、体験してみてください。

ChatGPTのこうした能力は、単なる言語変換以上のものを示しています。それは、文化的なニュアンス、地域特有の表現、さらには話者の個性までも理解し再現する能力です。これは、AIが単なる情報処理マシンを超えて、人間のコミュニケーションの複雑さや豊かさを理解し始めていることを示唆しています。

この記事を書いた人

研究所所長

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