ワードプレスのためのサーバ選びについて説明します。
Web制作を専門にしている人向けではなく、比較的、一般の方に向けた説明と思ってください。
サーバってなに？というのは下記をご参照ください。簡単にいうと、サーバというのは、パソコンやスマホです。ワードプレスは、サーバにインストールして使うアプリという理解で良いと思います。
パソコンとアプリの関係ですから、パソコン（サーバ）の性能によっては、動きが遅い、表示が遅いということがあることは、みなさんも想像できると思います。
そして、SEO対策（検索エンジンで上位表示するための対策）という視点では、動きが遅いと不利になります。SEO対策については、詳しく説明していきます。ですから、サーバ選びやアプリの設定というのは、重要な要素です。
（Web制作の人向け）ワードプレスを使えるサーバの要件
ここは、少し詳しい向けの情報です。Web制作を仕事にする人は、覚えておいていただければと思います。一方で、ブログで情報発信をした人はここは読み飛ばして、次のおすすめのサーバーにおすすみください。
Windowsサーバは避ける
WordPress（ワードプレス）でサイトを構築する場合には、Windowsサーバは避けたほうが良いです。使えないというわけではありませんし、当社ではWindowsサーバを回避し続けているので現状は知りませんが、Windowsサーバでワードプレスを使おうとすると、URLのリダイレクトが使えないので、パーマリンク設定が働きません。
結果として、SEO対策に不利になりますので、Windowsサーバは避けましょう。
多くのレンタルサーバはWindowsサーバではないので影響はないのですが、知っておいたほうがよいでしょう。
必要な仕様
ワードプレスが動作する条件は下記のとおりです。
- PHP バージョン 7.4 以上。
- MySQL バージョン 8.0 以上または MariaDB バージョン 10.5 以上。
- HTTPS サポート
これだけです。多くのレンタルサーバは満たしていると思います。
おすすめのサーバ
選定基準として、一つのサーバにたくさんのサイトを入れたいか？それとも、一つだけ入れるか？が、ポイントになってきます。
それでは、それぞれ見ていきましょう。
一球入魂！ひとつだけワードプレスサイトを作りたい人
コーポレートサイトなど、１つだけサイトを構築したいという人におすすめのサーバです。規模が大きくなると次の複数サイトを作りたい人を選定するほうが良いかもしれませんが、一般的なコーポレートサイトとか、ブログサイトであれば、ここで紹介するサーバを契約すれば大丈夫です。
複数のワードプレスサイトを作りたい人
複数のワードプレスサイトや大規模サイトを構築したい人におすすめのサーバです。複数のブログを運営したり、Web制作をしている人で、複数のクライアントのサイトを効率よく、低コストで運営したいという人はここで紹介するサーバを契約すれば大丈夫です。
複数のワードプレスを一つのサーバに入れる場合の注意点ですが、すべてを相互リンクするというのはあまりおすすめしません。あくまで、独立した複数のサイトが、同じサーバに存在する状態をつくるというイメージです。
heteml
これは、当社で多く多く使っているサーバです。社内での実績も多いのでおすすめです。
月額1,100円～と書いてありますが、これは契約期間を長くすれば単価が安くなるということです。最低の契約期間は3ヶ月で月額2,530円です。
複数サイト運営する場合には、1サイトあたりの月額費用を下げれるので良いです。
WordPressの簡単インストールもありますので、初心者でも簡単にWordPressサイトの立ち上げが可能です。
ただし、ドメインは別で契約する必要があります。
